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「留学」のつづき

  ノンフォークに着いた私はイエローキャブを利用しました。後部座席に座りましたが、早くも日本ではありえない物を見ることになりました。運転席が金網で守られていることや車自体が妙に頑丈にできているのも不気味でしたが、フロントガラスに弾丸が貫通した跡が残っていることに一番のショックを受けました。ちょうど運転手の頭を狙ったように穴が開いていたのです。

「あなたが運転していたのですか?」と聞こうと思いましたが、「それなら今ここにはいないだろう…」と思い、質問するのをやめました。

「お客さん、着いたよ」

私は無事に留学先のODUという大学に到着しました。わたしは、大学の寮に入る予定でした。その大学にも留学生を世話するスタッフが常時いると聞いていたので安心していました。わたしは、荷物があるので、とりあえず寮の事務所に行き手続きを済ませようと考えました。荷物をどこかで管理してもらわないとどこにも移動できません。しかし、寮の事務所には誰もいませんでした。ドアには鍵がかかっていました。それどころか、周りには大学生の姿が全く見当たりません。急に不安になりました。「事務所に私のことが伝えられていないのでは」「同名の大学があり、違う方に来てしまったのでは…」私の頭は無駄な空想でいっぱいでした。

 多くの荷物を抱えたまま、私は大学の事務所の方へ移動しました。さすがにそこには何人かの職員がいました。しかし、妙にひっそりとしていました。なんとか用件を伝えたのですが、意外な言葉が返ってきました。

「今は春休み中です」「あなたは1週間早く来てしまったようです」「寮は現在清掃中で誰も使えません」

私は予約なしで放浪するただの旅行者状態になってしまいました。

「自分で宿を探せということですか」と尋ねると、

「そういうことになります」「ホテルを探すのでしたら、あっちの方角に一つあります」と、困った様子で答えてくれました。

 外に出ると、夕日が私を斜めに照らしました。私は気を取り直して、ホテルを目指して歩き始めました。

 

続きは後日…

 

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